綿貫 英彦[日本共産党福岡市議会議員]

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9月議会

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中学校の給食時間、東区市営蒲田団地の交通対策、 物価高騰に対する医療・介護施設への支援を質問

9月議会, 議会報告

日本共産党の綿貫英彦市議は、2022年9月8日に福岡市議会の一般質問に立ち、中学校の給食時間、東区市営蒲田団地の交通対策、物価高騰に対する医療・介護施設への支援についてただしました。

綿貫市議の質問により福岡市の中学校の給食時間が平均で34分、喫食時間が21分であることがわかりましたが、授業が長引いたり準備に手間取ったりして給食時間が10分になる場合もあるのではないかとただすと教育長は「まれではあるが…」としながらも、そうした事例があることを認めました。

時間が短くなってしまった場合には「担任が状況を見ながら必要に応じる」と教育長は答弁したものの、時間が短いために精神的に追い詰められ摂食障害になった中学生の例を綿貫市議が紹介。実際には担任も気づけず、配慮されない生徒がいるのではないかと追及すると、教育長は「ご指摘のようなケースは承知していない」と答えざるをえず、担任による観察や一般的なアンケートだけではこうした生徒が発見できない現実が浮き彫りとなりました。

ところが、生徒が実情を訴えやすいように喫食時間についての特別なアンケートを綿貫市議が求めたにもかかわらず、教育長は担任による観察や一般的なアンケートだけで十分だとする答弁を繰り返しました。

綿貫市議は、そもそも給食時間は短すぎるという声が現場の教員から出ているとして、学校が必要と判断すればカリキュラムを精選して給食・喫食時間を長くできるように教育委員会が手立てを取ることを提案しましたが、教育長は応じませんでした。

綿貫市議の情熱的な質問と教育長の冷酷な答弁は、その日の昼のテレビでただちに報道されるなど大きな反響がありました。また、綿貫市議が紹介した摂食障害の生徒も質問の傍聴に訪れ、「学校で起きていることを教育長が何も知らないのだとショックだった」と感想を述べました。

東区にある市営蒲田団地はJRバスが主要な公共交通機関になっていますが、箱崎駅(東区)前を通って博多駅まで行くバスは平日が8時台に2本、夕方は15時・16時台にそれぞれ1本しかなく、土日・祝日には1本もありません。

綿貫市議は、遠くの小・中学校にバスで通う子どもたちが本数が少なく苦労している実態を示し、スクールバスの検討を提案。教育長は「不便という認識はない」などと実態無視の冷たい答弁に終始しました。

また、病院や買い物に出かける高齢者などの交通弱者のために増便をJRに要請するよう求め、要請に応じない場合はコミュニティバスを市として走らせるべきだと要求しました。市長は「地域の実情を踏まえて事業者と連携していく」と述べたものの、具体策については述べませんでした。

綿貫市議は、物価高騰に苦しむ医療機関・介護施設について取り上げました。市内にある医療・介護の法人から聞き取った事例を紹介し、「法人全体で電力・ガス料金が年3480万円もの負担増になる」「人件費に手をつけざるをえない」というギリギリの状況に追い込まれていることを伝えました。

市長は支援策について「まずは国において検討されるべき」「国に要望する」と答え、市の独自策が何もないことが質問で判明。綿貫市議は水光熱費の高騰に対する補助金を国に求めるとともに、市としての独自支援を迫りました。

また、保健所職員の時間外労働が依然として過酷な水準にある事実を批判し、保健所がまともに増員されておらず、外部からの委託や応援頼みでは限界であると指摘。保健所職員の抜本的増員を提起しました。

保健医療局長は「想定を超える感染」だったと言い訳。保健所職員の労働実態についても「一定の改善がなされた」として、過労死ラインの残業が続く実態をいつまでに解消するのかという繰り返しの追及に対しても、時期はおろか解消の必要性さえ述べませんでした。